用語集

安全運転管理者等法定講習

業務において安全に車両の運行を行う場合、 一定台数以上の車両を使用している事業所であれば安全運転管理者の資格保有者を選任する義務がある。

安全運転管理者や副安全運転管理者の資格を取得するための要件は下記の通り

 ・年齢20歳以上(副安全運転者を選任するは30歳以上)

 ・車両の運転管理に関して2年以上の実務経験があること
( 実務経験の資格を満たしていない場合でも、公安委員会により経験と同等以上の管理能力があると認定された場合、安全運転管理者になることは可能)

 ・過去2年以内に違反行為(「酒酔い・酒気帯び運転」「無免許運転」など)もしくは公安委員会による安全運転管理者等の解任命令を受けていないこと


安全運転管理者等は毎年1回、公安委員会からの通知を受け、安全運転管理者等法定講習を受講しなければならない。

法定講習は各都道府県で行われており、日程については通知葉書もしくは居住する地域の交通安全管理者協会等にて確認できる。受講時は「講習通知書」「管理者証」「講習手数料」「筆記用具」の持参が必要である。

また、講習時間は 安全運転管理者は6時間、副安全運転管理者は4時間受講することになっている。(道路交通法施行規則第38条第1項第3号)

講習は代理受講や途中退席が認められていないため、通知を受け取った段階で繁忙期を避けるなど予めスケジュールを調整しておくことが必要である。

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